UBS Hong Kong Open < トピックス >
11月20日から4日間、中国・香港にある香港ゴルフクラブで行われていたアジアと欧州の共同主管トーナメント「UBS Hong Kong Open」は台湾の林 文堂(Wen-Tang LIN)が、15アンダーで並んだ3人のプレーオフを制し、記念すべき第50回大会のチャンピオンとなった。
2004年には日本のチャレンジツアーを転戦したことがある林は、怪我の影響もあって、出場権を取ることができなかった。その後は、アジアンツアーを主戦場にし、着実に実力をつけていった。2006年、2007年とアジアンツアーで勝ち星を重ね、今年いよいよヨーロッピアンツアーとの共同主管というこのビックトーナメントで優勝を勝ち取った。
最近の台湾勢は、日本ツアーに参戦している選手もそうだが苦戦を強いられている。その中で久しぶりに母国に明るい話題をもたらしたに違いない。
彼の次なる目標は、ヨーロッパツアーか、アジアンツアーの賞金王か、はたまた日本ツアーへの再チャレンジか?いずれにせよ、この優勝によって選択肢が大きく広がったことに違いない。
一方、日本からただ一人参戦した清田太一郎は、最終日の17番で10メートル、そして18番も連続バーディーでフィニッシュ。65をマークしてトータル6アンダー29位タイに食い込んだ。
「この4日間は、アジアとヨーロッパのぶつかり合いのような雰囲気で、また大会自体も華やかなイメージで、自分もいいマインドでプレーすることができました。僕自身は、外国の選手と比べて飛距離で劣るのですが、このゴルフ場は地面が固いので、距離の差を埋めることができました。またひとついい経験になりました」と話した清田だが、この大会への参加が来週の日本ツアー出場に良い刺戟を与えたに違いない。
今季チャレンジツアー上位6名に与えられる来季前半のシード権を既に手にしているがレギュラーツアーは約900万円を稼いでおり、現在の賞金ランキングは82位。上位70人に与えられるシード権までもうひと踏ん張りだ。
清田にとっては最終戦となる今週のカシオワールドオープンで逆転の初シード入りを目指す。
11月20日から23日までの4日間、香港GCでUBS香港OPが開催する。
1959年に第1回大会が誕生し、半世紀の時を刻み、50回目の開催となる本大会。
50年間も同じGCでこの大会が開催されるということに関し、この歴史に関わってきた人々に尊敬の念を抱かずにはいられない。
我々のツアー選手権をサポートしているUBSグループは、2005年から香港OPのサポートを続け、今年で4年目となる。
歴史の中には、歴代チャンピオンとして、日本の杉原輝雄や金井精一といった往年のプロの名も刻まれている。
この記念すべき50回大会に、日本からは清田太一郎が参戦する。清田はアジアンツアーのメンバーでもあり、現在アジアンツアーの賞金ランキング19位につけており、来年度の出場資格も当確といっても過言ではないだろう。
初参戦となった昨年のこの大会は予選落ちを喫したが、昨年の経験が生かされ、並みいる強豪にも臆することなく、自分のプレーを展開し、上位進出を期待したいものだ。
今年も終盤に入ってきて、かなり疲労が蓄積しています。昨年は日本人が3人出場していましたが、今年は僕一人なので、頑張ります。
とにかく気力を振り絞って、他の選手に気持ちで負けないように粘り強く戦います。
去年は無風でしたが、昨日、今日と風が強い。風とどう向き合うかがポイントになると思います。
UBS香港オープン最終日。スペインのヒメネスが49回目の開催となる今大会に2004年以来となる2度目のチャンピオンとして、その名を刻んだ。
この日は、3日目まで完璧なゴルフを展開したロバート・カールソン(スウェーデン)とツーサムでプレー。特にパッティングが好調だったヒメネスは、16番でバーディを決めてついにカールソンをとらえた。 首位で並んで、勝負は最終18番へ。
2打でグリーンを捉えられず、3打目のアプローチもダフってバンカーにいれ、4打目にようやくピン横2メートルにつけたカールソンに対し、ヒメネスはピン横5メートルのバーディチャンス。 2パットでも勝てるという状況だった。
しかし、ラインは順目の下り。早いと思って打ったストロークは、打ち切れず2メートルの距離が残ってしまった。 そして「お先に」としたパーパットも何とカップインならず・・・。
周囲がどよめく中、ヒメネスは冷静だった。 「カールソンのボギーパットも、2メートルとはいえ難しいラインだったし、入れたとしてもプレーオフに行けばいい」と覚悟を決めて、カールソンのプレーを見守った。 よみどおり、カールソンはボギーパットを右に外してダブルボギー。 ボギーパットのタップインが、ウィニングパットとなった。ヒメネスが、通算15アンダーで2004年以来の優勝を飾った。
「この素晴らしい大会にまた勝つことができて、うれしい。今週はとてもいいプレーができた。しかしカールソンは、もっといいプレーをしていた。最後のダブルボギーまでは、ずっと彼がリーダーボードの一番上にいたんだから・・・」と、敗者をもたたえたヒメネス。 そして、最後に「このコースはとても気に入っている。それは、伝統ある古典的な雰囲気と美しいコースデザインだからだ」。
ティショットから丁寧にプレーをし続けた43歳が最後に栄冠を勝ち取った。
- 検索





