
今年度の『UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ』では石川のライバルとも呼ばれ注目されたノ スンヨル(韓国・17歳)。昨年12月に母国ツアーで史上最年少の16歳でプロ入りを果たし、今年度は主戦場となるアジアンツアーで3度の2位(タイを含む)と、優勝まであと一歩のところまできていたノがオーストラリア出身のテリー ピルカダリスの猛追を振り切り念願のプロ初優勝を収めた。
『Midea China Classic』 最終日、2打差のリードでスタートしたノ スンヨルは出だしの1番でバーディを決め、好調な滑りだしをきった。断然優位の展開になったと思われたのだが、揺さぶりをかけてくる同組のピルカダリスも後半スコアを伸ばし、決着は最終ホールにまでもつれ込んだ。最終18番ホール、ピルカダリスがプレーオフに持ち込む為、必須となるバーディパットを外したその瞬間に、アジアンツアー史上3番目に若い17歳143日でのノ スンヨルの優勝が決定した。
現在、ノは母国韓国・京畿(きょんぎ)高校に通う2年生。同学年の石川ともアマチュア時代、日韓対抗戦でも戦った経歴などがあるなど、石川と同様に将来を有望されている選手。今年度UBSの推薦をうけ来日した際には、今大会の恒例となった異文化交流イベントにタワン・ウィラチャン(タイ)、張連偉(中国)、アルテミオ・ムラカミ(フィリピン)らと一緒に参加。はじめてチャレンジする日本そばの製麺工程に不安と期待の表情を浮かべていたが、ゴルフクラブを“のし棒”に持ち替え17歳らしい初々しい表情をのぞかせていた。
ノは『 Midea China Classic』 の優勝で来月、上海で行われる大会の出場権を獲得。来日時には「また是非日本でプレーしたい」と、語っていたノ スンヨルがさらに大きく成長して私たちの前に戻ってきてくれることに期待したい。
※マルチメディアのページにて異文化交流会イベントの模様が動画でご覧になれます。
異文化交流2008「蕎麦打ち体験」の動画はこちら