7月3日(木)から茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブで開催される『UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ』。
今年度は、2006年度よりボランティア、ギャラリーの皆様のお力をお借りして取り組んで参りました『エコ活動』を更に発展させるべく『CO2のゼロ化』をテーマに掲げ、準備を進めています。そんな中、皆さんが利用する機会も多いギャラリープラザもCO2ゼロ化に一役買うため、『フードマイレージの削減』に力を注ぎます。
今回はゴルフトーナメントのギャラリープラザといえばこの人!『フードマイレージの削減』のため、日々奔走している劾IKジャパンの田口和弘氏にお話をお伺いしました。
「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」は環境問題に配慮した大会です。一昨年から環境に優しい可燃性容器を使用してきました。
今大会は環境問題のひとつとして、「CO2の削減」に目を向けています。我々の取り組みとして「フードマイレージの削減」を考えました。
『地産地消』という言葉があります。地元で生産された物を、地元で消費するという考え方です。現在、日本の食糧自給率は約30%、逆に言うと約70%が輸入食材です。出来るだけ、茨城県内で採れる食材を使用することで、輸送時にかかるCO2の削減に努めます。
幸い茨城県では、いろいろな食材が生産されています。地元の八百屋さん、肉屋さん、水戸の市場や県内の食材問屋などに打診しました。まずは、大会が開催される7月の第1週にどんな食材が市場にあるかという調査です。そこから見えてきたのは、茨城産の豚肉と野菜でした。豚肉があれば、「とんかつサンド」や「カツカレー」等のメニューが出来ます。「やきそば」は地元の製麺所の麺、キャベツも茨城県産を使用します。
● 地産地消の「エコ弁当」を提案
茨城県産の食材を使った安心安全の「エコ弁当」を作りたいと考えています。基本的には、全てのメニューを地産地消でいきたいですね。大会開催時期はレタスがちょうど高原野菜と入れ替わりの時期に重なってしまう可能性がありますが、他の食材は茨城県内または近隣県で仕入れることができそうです。
豚肉もロース肉だけだと今までよりも仕入れコストが高くなります。そこで豚を丸ごと1頭仕入れることによりコストを抑えて、その他の部位も使用したメニューも作ります。物価全体が値上がりしているので大変な面もありますが、今までと同程度の価格でお客様に提供できるように工夫します。スタッフがひと手間をかけることも大事ですね。例えば「とんかつ」も空いた時間に衣をつける作業をする、「エコ弁当」の付け合せのお新香を自分達で作るといったことです。
最終日の1万人超のギャラリーに対応するメニュー構成や食数等を考えないといけません。それから、子供たちが喜ぶメニューを思案中です。これが一番大きな宿題ですね。
この大会は「継続」と「挑戦」です。正直なところ、最初は自分も「やらざるを得ない」という感じでした。でも今は「やるんだ!」という能動的な気持ちでいっぱいです。自分達の役割をしっかりと果たしていきたいと思います。
フードマイレージとは、食材が運ばれてきた距離のこと。
生産地から食材を運ぶには、車や航空機などが使われます。フードマイレージを削減すると、輸送車両などから排出されるCO2も同時に削減されることになります。
国産や地元の食材を使用することで、消費者である私たちもCO2の排出を減らすお手伝いができるのです。