UBS香港オープン初日。天候は晴れ、気温25℃。全長6,703ヤード(OUT34/IN36/TOTAL70)、グリーンのスティンプメーター10.5フィートというコースコンディションのもと、この香港ゴルフ倶楽部を舞台に第1ラウンドがいよいよ始まった。球がラフに入るとすっぽりとボールが沈み、グリーンは小さく砲台。大地の硬さときまぐれな風が選手を悩ませる。この試合は、アジアンツアーとヨーロピアンツアーの共催で開催されており、今回は3人の日本選手が出場している。
日本勢の先陣を切って、まず清田太一郎が7時25分にティオフ。この試合の予選を通れば、UBSオーダーオブメリット(アジアンツアー賞金ランキング)でシード入りをほぼ手中に収めることが出来る。
そのような中、この日の清田は1オーバーでのプレーでフィニッシュ。清田は、「いいショットと悪いショットの差が激しかった」という通り、バーディーとボギーが交互に続く苦しいゴルフとなった。「思っていたより難しいコースではない」と、清田は言うが、ことパッティングに関しては、3パットを2回打っており、グリーンに苦しんでいた。
明日2日目には予選通過のカットが行われるが、清田は「カットラインはこのコースならアンダーパーでもおかしくはない。明日は、アンダーパーでまわりたい」と、意気込んでいた。
続いて、8時15分同時刻に1番ティから藤島豊和。10番からは竹本直哉がティオフ。
UBSの推薦で出場を果たした藤島も、初日の今日は終始パットに苦しみ、結果2オーバーで初日をフィニッシュ。「ショットもアプローチも調子が良かった」というものの、普段の日本のトーナメントでは、あまり経験のないティフトン(芝)グリーンに苦しめられた。「ラインの読みも難しいし、距離感は特に難しいですね」という通り、この日は3パットが3回と、慣れないグリーンにパッティングはお手上げ状態。しかし、ショットとアプローチが好調なだけに、うまくかみ合ってくれば、スコアは伸びるはず。目標の3アンダー、4アンダーを出し、予選通過をしてほしいところだ。
一方、前半を2アンダーで順調に折り返した竹本には、ハーフターン直後の1番ホールで手痛いミスが起こる。ティショットを右に曲げた竹本は、セカンドショットの前方にある木が邪魔になり、打てない状況。5番ウッドでスライスをかけて脱出しようと試みたが、ボールは真っ直ぐにすっぽ抜けていき、ブッシュの中へ・・・。なんとかボールは見つかったものの、とてもスイングできる状況になく、アンプレヤブルを宣言することに。結局、このホールを痛恨のトリプルボギーとし、トータル2オーバーで第1ラウンドを終了した。
「ミスというミスはこの1番ホールだけ。3、4メートルのパットのラインを読むのが難しい。このグリーンは独特の切れ方をする。でも必ず予選を通りますよ」と、竹本。持ち球である低く正確な弾道のショットで予選突破を目指す。